【ガモン個人手配①】FTMのSRSを国内とタイで比較してみた
2019年9月、アテンドをつけずにタイのガモン病院で子宮卵巣摘出手術(開腹式)を受けてきました。
性同一性障害の当事者が手術を希望する場合、多くの人は日本国内またはタイでの手術を選択します。
(僕自身も、乳腺摘出手術は山梨県で行いました)
この記事では、国内・タイそれぞれで手術するメリットやデメリットを紹介していきたいと思います。
国内
メリット
・術後検診の通院が近いため楽に通える
・言葉が通じる安心感がある
・付添人がお見舞いに行きやすい、何かあったときに駆けつけやすい
・医療ローンが組める
デメリット
・費用が高い
・予約が取りづらい
・術式の選択肢が少ない
・タイに比べて医師の手術経験が浅い
(実際、ガモン病院に日本の医師達が訪問し、研修を受けたりするそうです)
タイ
メリット
・費用が安い
・予約が取りやすい(僕は3ヶ月前に予約しました)
・医師の手術経験が豊富 世界中から手術を受けに来る患者がいました。
・タイの観光も楽しめる!
デメリット
・帰国後、万が一問題があった場合は、日本の産婦人科等で診察してもらう必要がある
・言葉の壁がある
(僕はフィリピン人のナースと英語でコミュニケーションをとっていましたので、特に問題ありませんでした)
・長期休暇が必要(再診察含め、最低10日は滞在する必要があります)
以上になります。
一概にどちらが良いとは言えませんが、僕は費用面を一番重要視していたので、迷わずタイを選びました。病院や術式によって大きく異なりますが、国内での手術は、タイの2〜3倍の額になります。
手術をする上で、自分が何を重要視するか、術式はどうしたいか、等を明確にしてから病院探しをすると見つかりやすいかと思います。