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【ガモン個人手配⑭】帰国後に大出血した話

2019年の9月にタイのガモン病院で子宮卵巣摘出手術を開腹式で 受けてきました。

今回の記事では、帰国してからの身体の変化について書いていきます。

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下から大出血

タイ滞在中には全く出血も無かったのですが、術後3週間目にして、下から出血していることに気がつきました。

最初はトイレで拭くときにトイレットペーパーに少量がついているくらいの量。(これはホルを少しさぼった時にもよくありました)

ただ、日に日に量が増していき、ナプキンをしていても朝起きるとシーツが血まみれになる程で、1日に5回はナプキンを変えないといけない生活が4日程続きます。

普通のさらさらとした血というよりも、ゴルフボールくらいのサイズの血の塊がゴロンと出てくるような症状だったので、日に日に不安が増していきました。

痛みはありませんでしたが、外出して血が漏れたら大変だと思ったので、家で安静にすることに。

 

念の為、ガモンの通訳さんに連絡してみると、「術後に出血する人はたまにいるが、不安だったら産婦人科に行ってみるといいかも」との事。

産婦人科なんて絶対行きたくなかったので、1週間様子をみると、日に日に少量になっていき、気がついたらおさまっていました。

 

原因

おそらく、原因は下記の2点だと思います。

 

①飲酒をした

術後1ヶ月間は飲酒禁止と言われていたのにも関わらず、帰国後に友人と1〜2杯ほどお酒を飲んでしまいました。

術後数週間経ってかなり元気だし、まあ少しくらい飲んでも大丈夫だろうと思っていたのですが、油断大敵でした(笑)

 

②ちびっ子と遊び回った

姉が里帰り出産をしていていたので、実家には4歳の姪っ子と、0歳の双子がいました。帰国後は家事育児をかなり手伝っていたので、抱っこしたり、遊ぶときに少し激しい動きをしたりと無理をしてしまったのだと思います。

 

 

 

術後の出血、と聞くと傷口の下腹部からと想像される方がいるのですが、生理と同じで膣から出ます。

子宮卵巣摘出手術の開腹式では、子宮卵巣と膣を切除し、膣上部を縫合を縫合しています。縫合した糸や組織の残余物等が溶けて吸収する過程のことなので、出血自体は自然なことだそう。ただ、術後に激しい運動をすると縫合部分が開いて、出血量が増えることもあるそうです。

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表面上の傷口は完全に塞がっていても、体内では完治するのに時間がかかるので、術後は本当に安静にしておくことをおすすめします。

 

また、僕の場合帰国後に出血しましたが、タイ滞在中に出血する人の方が多いようです。

嫌な気持ちになるとは思うのですが、日本製の質の良い夜用のナプキン等持っていくと安心だと思います。

 

 

 

 

皆さんお大事に、、、!